理数系苦手な国立理系大学生がおすすめする、わかりやすい参考書・問題集!!【物理・化学】
得意科目は英語、苦手科目は理数系、どうも、いまちです。
今回は僕が高校時代に使っていた参考書をご紹介したいと思います。
先に申し上げておきますが、僕は理系なのにめちゃくちゃ理系科目苦手でした。
ですので、この記事は理系だけど理系科目が苦手な方向けに書いてます。
そのため、得意な方には参考にならないというか、多分もっと上のレベルのモノを使った方がいいと思いますので、ご了承ください。
参考書の位置づけ
参考書の認識って多分人によると思いますが、僕の中では「授業や教科書の補足」という認識でした。
なので、1からその学問を学ぶ人にはこの記事は向いていないかも?しれないです。
分かりやすい参考書とは?
「○○(教科) おすすめ」ってネットで調べたら、大量に出てきませんか?
同じ教科でも、2冊、3冊と紹介されていることが多いと思います。
当時受験生だった僕は参考書選びに結構苦戦してました。いっぱいあるから。
全部買ってたら解く時間もないし、破産します。
最初はネット情報を鵜呑みにして買ってたんですが...
ハズレが多かった!(自分に合わなかっただけかも)
そこで僕は書店に行って、見て分かりやすいと感じたモノから買うことにしました。
具体的にいうと、物理を原理から説明しているもの。
僕はこうだからこう!って機械的に暗記するのが苦手だったので、原理から順序立てて理解したい派でした。
これを選んでいたんですね。
結論から言いますと、やって正解でした!
そこからは参考書はむやみには買わなくなりましたね。
そのようにして選んだ、理系科目苦手な僕が分かりやすいと思った参考書というのを基準にさせていただきます。
物理編
分かりやすかった参考書
物理のエッセンス(力学・波動)
こちらはもうみんな知ってる!って感じの大人気参考書です。
赤い表紙の方ですね~
1冊に凝縮されている感じで、サイズ感といい解説といい、個人的にめっちゃよかった!
中にはちょっとずつ練習問題も入ってて、説明を読んで演習問題を解くと効果的です。(ただ、解説がちょっと物足りないところもありますが)
僕はこれをマジで使い倒しました。(ボロボロ)
同じ河合塾シリーズの「良問の風」とも相性抜群です。
僕は力学分野の参考書で実際に使ったのはこれだけです。
この分野は教科書や先生の説明を聞いてなんとなく理解できたので、この1冊で十分でした。(出来るとはいってない)
良問の風
同じく河合塾出版の、またしても超有名なこの問題集。
実は検索すると、レベルがもう一つ上の「名問の森」があります。
良問の風では物足りない人はチャレンジしてみるといいと思いますが、別にこの1冊で十分な気もしますね。
宇宙一分かりやすい高校物理(電磁気・熱・原子)
使わなかった参考書
橋本流解法の大原則(力学・波動)
これはね~、個人的には失敗でした。
よく調べないで買った自分が悪いんですが、これはどっちかっていうと解法を暗記させて当てはめてくタイプ。
手っ取り早く点数がとれるのかもしれませんが、僕は「なぜそうなるのか?」が気になるタイプなので、僕には向いてなかったということですね~。
物理のエッセンス(電磁気・熱)
こちらは、う~んって感じでした。
力学編を愛用してたのでセットで買ったんですが、どうもイメージがわきづらかったんです。
図や解説が上より少ないので、もしかしたら授業の理解度も影響しているのかもしれません。
授業が問題なく理解できている人にとっては、コンパクトでいいのかも!
物理 重要問題集
こちらは、学校で買わされたやつです。
どっちに入れるか迷ったんですが、結果的により多く使っていたのは良問の風でしたので...
別にこれに関してはわかりづらいとかじゃなくて、ただ単に自分の勉強スタイル的に比較的使わなかったってだけです。
これ結構難しいからね!
もちろん、一通りは解きましたけどね!
こちらは解説もしっかりしていて、ステップアップしたい人は結構難しいので解き応えがあっていいと思います!!
化学編
分かりやすかった参考書
鎌田の理論化学・有機化学、福間の無機化学
こちらは大変お世話になりました。
とにかく説明が分かりやすく、また章や単元ごとに例題が設置されていて、解説もついています。
相当ハイレベルな問題を解くわけじゃないなら、このシリーズを1冊ずつ持っているだけで十分だと思います。
化学 重要問題集
これはめっちゃ使いました!
鎌田の演習問題では足りないところや、実際の試験問題を解く練習をするときに使いました。
僕は化学が特に苦手だったので、丁寧な解説があって助かりました。
参考書を読み、演習問題を解き、わからなかったらまた参考書に戻る、といったサイクルを続けて行くにはよかったです。
使わなかった参考書
化学はこれ以外にはかってないですね・・・
僕はこの4冊で事足りました。
あとは問題集で問題演習をしていった感じですね!
使っていた参考書が少ない理由
いかがでしたか?
僕が使っていた参考書の数、友人に比べたら結構少なかったりします。
これには理由があって、
- 勉強を始めたのが遅かったので、普通に時間がなかった
- 同じ1冊をずっと使う方が効果的だと思った
- 英語で点を取る計算だったため、難しいモノより基礎を固めた方がいいと思っていた
1に関しては完全に自分のせいです。皆さんは気をつけてください。
2が一番大事だと思います。
1つの参考書を使い倒した方が絶対効果あります。
周りに参考書を大量に持ってる人もいましたが、「それって意味あるの?」と当時から疑問に思ってました。
だって参考書によって解説や解法が違うし、そもそも全部に手が回らないでしょ!
ですので、自分がやると決めたやつを大事に使いましょう。
3に関しては自分に合わせた勉強法を、ということです。
僕はマジで理系苦手で間に合わないと思ってたので、中途半端になるよりは基礎だけでもやっておこうと思い、超高難易度にはあまり手を出しませんでした。
旧帝大以上の理系を狙うならもうちょっと踏み込んだ学習が必要だと思います。
というか理系苦手で旧帝大以上の理系狙う人なんているのか(自分でした(ーー;))
逆にいえば、ある程度の地方国立なら他の教科できればイケるって事です。
そこら辺の判断は自分でしてください。
最後に
とまあ、こんな感じでした!
ネットの記事だけじゃなくて、自分でちゃんと確認してから買いましょうねってことです!
あくまでも参考程度に!
気が向いたら、数学バージョンも作ろうかな??
それでは!